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第2号 平成20年7月
間もなく、お盆を迎える時節となってまいりました。壇信徒各家におかれましては、益々ご清祥のことと慶賀に存じ上げます。日頃、地蔵院護寺につきまして、ご協力、護法愛を頂き、各家ご先祖様の御霊もお喜びのことと思います。 この度、先代髙澄和尚遷化にあたりまして、津送儀には多くの檀徒皆様にご参列、御香資を賜り、誠に有り難う御座いました。皆様方のご厚情に対しまして心より御礼を申し上げます。津送には大本山方広寺管長猊下大井際断老大師を大導師にお迎えし、鎖龕、起龕、奠湯、奠茶に各法類の和尚様より香語を賜り、方広寺派の重鎮たる御歴々和尚様方のご参列を頂き、斯くも盛大に式を送ることが出来ました事は、檀徒総代様はじめ、檀家皆様のおかげと、心から感謝申し上げます。 また、先代和尚遷化の日に拙弟子高純が修行を終え、四月に帰山いたしました。今後皆様方の護法愛を頂き、愛山護法に勤めさせる所存で御座います。何卒よろしくお願い申し上げます。 さて本堂改築の大事業につきましては、いよいよ設計図が完成し具体的な細部の検討に入ってまいりました。建設委員の皆様には度重なる、会合を頂きより良い建築物となるよう検討を頂いております。 壇信徒各家には、今後とも引き続き、菩提寺への護法愛を賜りますようお願い申し上げます。 合掌
盛夏の候檀家の皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は地蔵院のことにつきましては格別のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。このたびの伽藍建設にあたりましては建設委員ならびに皆様のご協力を戴き、建設業者五杜を選定いたしまして、平成二十年六月十六日に建設業者各杜に地蔵院の書院に来て戴き、現場の状況説明と質疑応答等を行った上で、設計仕様書に基く見積書の提出をお願いしました。そして平成二十年七月七日に各社から見積書の提出を頂きまして、目下建設委員会にて各社の見積書の内容を詳細に検討しておるところでございます。 さて、順調に建設業者の選定が終わりますれば、工事期間の予定と致しましては平成二十年末までに工事契約、平成二十一年着工、平成二十三年頃までに本堂並びに位牌堂の完成を予定しております。 建設資金面におきましても、檀徒の皆様方の暖かいご理解とご支援により、ほぼ予定通りのご協力をいただける見通しとなり厚く御礼申し上げます。今後は皆様方に喜んで戴ける伽藍造りができますよう関係者一同一層の努力を傾ける所存でございます。
平成二十年七月吉日
新本堂は現在の本堂の寄棟造りの外観イメージを踏襲し、さらにいくつかの特徴をもつ。
1.山門を入るとゆるやかなスロープで玄関に続く。
2.玄関ホールから内側はすべて床面の高低差をなくす。
1.H19年12月に専門機関に依頼して地質調査を実施。その結果地表から5mより下の地層は密実な砂土質で、十分な耐力が期待できる値(N値30以上)であった。
2.基礎は鉄筋コンクリート製の地中梁を布設、さらに要所には径30cm長さ6mのコンクリート杭39本を打設する。
3.中央部の最も荷重のかかる部分は径30cmの丸柱8本を配し、外周には耐力壁をバランスよく配置する。
4.本堂と位牌堂は建物の重量が異なるため別棟構造とし地震時の揺れに対応する。
1.本堂は板張りとし椅子を並べて法事などを行いやすくする。
2.写経その他の多目的小集会に利用できる和室を設ける。
平成20年1月 | 本堂建設に向けて今年度前半のスケジュールを検討し、1月中に建設委員会の設計部会で計画案を作成 |
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平成20年2月 | 実施設計案は次の四つの部分で構成する。 ①『玄関』を設け、玄関部には寺務室10帖を含む。 ②『本堂』は間口9間5尺、奥行9間3尺とし、10帖の上間、下間の二部屋を除いて床はすべて板張りとする。 ③ 『位牌堂』は間口4間、奥行5間4尺。現在より約5割ほど広くする。 ④『納戸』は18帖。仏具、椅子などを収納する。 |
平成20年5月 | ①見積り用設計図を建設委員会で再確認。 ②見積り依頼業者の5社を選定 ③業者への現場説明会を、6月16日地蔵院書院で実施し見積りを依頼する。 |
平成20年7月 | 第18回建設委員会開催。設計部会においては5社より提出された見積書の内容を詳細にわたって精査し、業者決定に向けての折衝に臨む。 |
今回実施した見積り範囲は本堂だけの見積りであるために、引き続き山門、お堂、外構工事等の施設について設計を進めることになる。また、工事開始に向けて仮本堂の準備、参詣者用の通路の確保、さらに工事用仮設建物の配置等の課題がある。
地蔵院建設については格別のご協力のほど感謝申し上げます。つきましては寄付金の第1期納付期限7月31日が迫って参りましたので、まだ納付がお済みでない方は期日までに必ず納付されるようお願いいたします。なお取扱い金融機関は次のいずれかの振込口座をご利用願います。
金融機関 | 口座名 | 口座番号 |
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静岡銀行入野支店 | ジゾウインケンセツイインカイ 地蔵院建設委員会 |
普通0342050 |
浜松信用金庫可美支店 | 同上 | 普通787451 |
JAとぴあ浜松農業協同組合 高塚支店 | 同上 | 普通0007503 |
地蔵院十九世住職の元峰高澄大和尚が4月1日に逝去されました。享年80歳でした。大和尚の津送の儀(本葬)は5月15日に当地蔵院において、地蔵院総代小野田信夫さんを葬儀委員長として、地蔵院、観照寺(東若林)、蔵興寺(通称虚空蔵さん)三寺の合同葬をもって営まれました。葬儀には大本山奥山方広寺管長大井際断猊下を大導師としてお迎えして厳粛に執行され、故高澄大和尚の逝去を悼み、各寺院方をはじめとして多くの人々が参列して大和尚にお別れを告げました。
8月5日 | 午前8時より境内清掃 終了後、定期檀徒総会開催 |
8月7日 | 松焚き |
8月14日 | 松焚き |
8月15日 | 午後2時より山門施餓鬼 |
8月24日 | 午前9時より地蔵盆 |
第2号 平成20年7月
護法山地蔵院住職 法山高秀 |
新年あけましておめでとうございます。檀信徒各家におかれましては、益々ご清祥のことと慶賀に存じ上げます。日頃、地蔵院護寺につきまして、ご協力、護法愛を頂き、各家ご先祖様の御霊もお喜びのことと思います。また、この度本堂改築の大事業にあたり、多大なるご協力をいただき、檀信徒皆様の愛山護法の念に心から感謝申し上げます。
この大事業に際し、昨年より建設委員の皆様には、檀信徒の皆様のご意見を頂きながら、度重なるご協議を頂き、後世に残る建物として如何にするべきかと、検討を重ねて頂いております。檀家の皆様からは「いつ着工ですか?いつ完成ですか?」とのご質問を頂くことが大変多くなりました。皆様の心待ちの思いが感じられ責任の重さをさらに感じております。白隠禅師来寺250年の記念すべき本年に、着工時期のご報告が出来ればと思います。檀信徒各家の皆様方には、今後とも引き続き菩提寺への護法愛を賜りますようお願い申し上げます。
平成二十年一月吉日
合掌
檀徒総代 小野田信夫 |
新年明けましておめでとうございます。檀家の皆様におかれましては、お健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。平素は、地蔵院の運営並びに行事等の実施に際しまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。念願の伽藍建設については、檀家の皆様方のご理解ご協力を戴き圧倒的なご賛同を戴きましたことを重ねて厚く御礼申し上げます。 伽藍建設事業計画も発足以来一年が経過いたしました。この間建設委員会を設立し皆様方のご意見等を踏まえながら最善案を検討してまいりまして、今の段階では本堂並びに位牌堂の設計の検討の最中でございます。今後は建設委員一丸となって檀家の皆様に喜んでいただける伽藍建設に最善の努力を傾注する所存でございますので一層のご支援ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。檀家の皆様方のご健康、ご多幸を心から祈念し、ごあいさつといたします。
H18.8.5 | 檀信徒護寺会総会にて「本堂再建建設委員会」設立の承認。 |
H18.8.15 | 総代会にて「本堂再建建設準備委員16名(住職・総代を含む)」選任しその後檀家の承認を得る。 |
H19.1.14 | 第1回建設委員会開催。以降毎月第3金曜日を定例日とする |
H19.2.16 | 近隣寺院見学会(増楽寺、興福寺、光勝院、福厳寺、西福寺 計5寺院) |
H19.3.9 | 本堂再建趣意書、建設予算案、建設資金計画等の検討開始。 |
H19.4.13 | ①檀家負担割合の決定 居士・庵主150万円、上座・沙弥・信士100万円、墓檀家40万円 ②負担金の納付方法は、一括払い、分割払い(最長5年)の二種類とする。 ③平成20年7月より指定の各金融機関振込みとする。 |
H19.7.8 | ①地蔵院護寺会臨時総会開催(出席156名、欠席53名、委任状79)。 ②地蔵院伽藍再建計画の承認。 ③建設部会の試算による建設費予算案として2億7470万円の提案。 |
H19.7.20 | 建設委員会に建設部、経理部、総務部の3専門部会を設置。 |
H19.8.19 | 「建設寄付金同意書」を護寺会の世話人を通じて配布ならびに回収を依頼。 |
H19.9.14 | 寄付金同意書の回収。(内訳一括払120、分割払142、未回収等26) |
H19.10.12 | 伽藍建設計画の内容の具体化を開始し現在に至る。 |
平成20年前半 | 建設準備、建設業者選定、見積り合せ、業者決定・発注 |
平成20年前半~ 平成21年後半 |
工事着工、仮本堂設置、本堂解体、建設準備作業 |
平成21年後半~ 平成23年前半 |
伽藍建設(本堂工事、山門工事、外構工事等) |
平成24年 | 全工事完了 落慶式 |