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寺報「地蔵院だより」第4号

第1回建築用材検査


亀山建設材料倉庫

地蔵院建設委員会は平成20年10月21日「地蔵院本堂・他増改築工事」を岐阜県関市の亀山建設㈱と契約いたしました。
その後亀山建設は本年2月迄構造用材の調達を行って参りましたが、準備の完了の連絡を受け本年3月24日建設委員9名が参加して、亀山建設材木倉庫にて用材検査を行いました。
柱、梁は丸太の状態で、目視による検査と断面についてはスケールによる寸面の確認を行いました。
材木は何れも年輪は詰まり、木目の乱れも見られない。割れ対策も充分施されており、丸太については元口・末口とも必要断面が確保され、検査結果は全ての用材が充分な性能を備えていることを確認しました。

当日のスケジュール

8:30 地蔵院出発
11:00 亀山建設㈱ 川小牧倉庫にて材木検査
11:45 亀山建設㈱ 関市稲口本杜工場を視察
13:20 亀山建設㈱ 出発
14:40 大府東海IC下車「玄猷寺(曹洞宗)」見学。亀山建設㈱施工、平成19年2月落成。本堂の規模・工事費が地蔵院と類似している寺院ということで見学。
17:00 地蔵院到着


亀山建設を訪れた建設委員会の一行

ご挨拶

亀山建設株式会杜
常務敢締役 亀山直央

去る3月24日は地蔵院建設委員の皆様にご足労頂き、無事第一回木材検査を終了させて頂きましたこと先ずもって御礼申し上げます。
弊杜ではご契約させて頂いた後に木材を購入致します。
購入した木材は弊杜の木材倉庫に保管し、自然乾燥によって約一年間養生致します。
ご覧頂いた川小牧倉庫は建坪520坪の中に約1万1千石(本堂13ヶ寺分相当)の木材が養生されており、地蔵院様の木材もここに保管されています。
今回皆様には契約図書の一つである「木材仕様書」を元に、欅の柱10本、虹梁14丁、桧の柱24本、小屋材では米松の大梁、地棟、野桁、小屋梁等33丁、松の桔木42丁、これ以外にも米ヒバの土台、足固め、貫材等150丁以上の主要木材をご確認頂きました。

今後これらの木材は約1年間の養生期間を経て、来年1月中旬に予定しております第二回木材検査において加工前の最終検査を皆様にして頂いた後に、用材を工場の方へ移動し加工する運びとなっております。
弊杜の工場はA棟からE棟までの5棟から成り、この内A,B,C棟で木材加工が行われます。
A棟には社寺専用の大型木工機械が備えてあり、柱、虹梁、丸太など部材ごとに加工する場所が決まっています。
次回の木材検査時には、木取り、墨付作業から機械加工そして仕上げの手加工に至る一連の加工工程についてもご説明させて頂きたいと思います。
ここ、しばらくの間は目立った動きはございませんが、養生という木材にとっては最も重要な期間をしっかり管理させて頂き、来る木材加工に万全を期する所存でございます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今後の主な建設スケジュール

21年9月上旬 第4回亀山建設㈱と工事打合せ 22年1月下旬 建築確認申請提出
21年10月下旬 第5回亀山建設㈱と工事打合せ 22年2月下旬 本堂解体法要
21年12月 迄 木材養生 (乾燥) 22年4月下旬 基礎工事
(お位牌をお持帰り頂きます)
22年1月中旬 第2回木材検査
検査終了後材木加工
   
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プロフィール

HN:
護法山 地蔵院
性別:
非公開

P R